3日と18日はオリーブの日
日本で一番復刊を待ち望まれている雑誌『Olive』(ユチボックル社調べ)
私も例に違わずその復刊に想いをはせる一人です。
mixiの『Olive』コミュである本のモニター募集をしていまして
先着だったのでダメだろうなあと思ったけど本を戴くことができました。
オリーブ―Girls & Boys (MF文庫ダ・ヴィンチ)
- 作者: 吉川トリコ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/02
- メディア: 文庫
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オリーブ少女に憧れる中学生ミツコとその姉で元オリーブ少女チエコ。
二人の恋愛はさておき(え!それ主題!)、私は作中にあふれかえる『オリーブ少女あるある』がもうツボで…。
オリーブ好きだった人は絶対「ククク」となるはず!
フランス語表記のQuo Vadisを東京中探して歩いたり(結局どこで見つけたんだっけ…)
白黒フィルムで写真を撮ってそれを部屋に貼ったり(ダサい全自動カメラだったけど)
agnes b.のトカゲの刺繍が入った靴下を履いてウフフってなったり(もちろん靴はワンストラップ)
なけなしのお小遣で買ったDULAREXのグラスでじいちゃんが梅干し入りのいいちこを呑んでいたのを見て泣き叫んで怒ったり(ホントに発狂するかと思った)
そんな20年くらい前のいろいろを思い出しました。
きゅーん。
文体が小気味よくて読みやすいのでさらさらと読めます。
元オリーブ少女、オリーブ少女になれなかった元少女、オリーブ少女を彼女にしたかった元少年、オザケン復活に嬉々とする元渋谷系などにオススメ!
オリーブやその辺りの文化がわからない人にはちゃんと用語解説もついていますのでこれまたぜひ(笑)